皆さんは、本物の「かき氷」を食べたことがありますか?
かき氷というと、
- 頭がキーンとする
- ガリガリした氷が硬い
といったイメージがあると思うんですが、本物のかき氷、すなわち天然氷を使ったかき氷は、普通のかき氷とは一味違うんです。
天然氷を使ったかき氷と言えば、埼玉県の長瀞町にある「阿左美冷蔵」などが有名ですが、なんせ東京から電車で2時間かかってしまうので、行くのが大変💧
しかし、都内でも天然氷を使ったかき氷を楽しめるお店があったのです!
今回は、そんな都内でも天然氷かき氷が食べられる日暮里・谷中銀座の「ひみつ堂」に行ってきました(*´ω`*)
<スポンサーリンク>
目次
日暮里駅から徒歩5分!行列は常に10組ほど!
「ひみつ堂」はJR山手線・日暮里駅から徒歩5分。
谷中銀座商店街の入り口を左折してまっすぐ歩くと、右手に「ひみつ堂」が見えてきます。
住宅街に佇む小さなお店ですが、外にいつも行列ができているのですぐに発見できるかと思います💡
私がひみつ堂を訪れたのは、土曜日の13時過ぎ。
3月下旬にもかかわらず、気温も10度程とかなり寒かったので、
「さすがにこの気温でかき氷を食べに行く人はいないかな?空いてるかな?」
と思っていたんですが、お店の前に着くと既に10組ほどのお客さんが外に並んでいました!
ちなみに、行列が長い場合、向かいの駐車場前の歩道に並ぶルールがあります。
店先には、こんな風に
「これより後ろに並ぶ方は、反対側の歩道へ~」
と書かれた注意書きが貼ってあるイスがあるので、並ぶ際には一度、向かい側に人が並んでいないかをチェックしてくださいね。
私たちが並んだ時も、最初こちらの駐車場側から並びました。
席に座るまでにかかった時間はおよそ30分。
お店の外で20分並び、お店の中に入ってからさらに10分待ちました。
寒い時期ですらこんなに並んでいるので、暖かくなったら待ち時間はさらに増えるかもしれません💧
店内は暖房ガンガンで暑い!そして狭い!
お店の外で待つのは寒くて大変でしたが、お店の中に入ると驚くほどあったかいです。むしろ暑いくらい。
たしかにこれくらいの暑さであれば、かき氷を食べても身体が冷えてしまうことはなさそうですね。
店内はカウンター席が8席、テーブルが2人席×5テーブルで最大18名入ることができます。
テーブルもとても小さいので、正直せまいです。
また、カウンターはまるでお寿司屋さんのような感じで、店員さんも元気いっぱい。
「かき氷を食べながらゆっくりしよう〜♪」
というカフェのようなお店ではなく、本当にかき氷を食べるためだけの場所です。(笑)
冬のオススメはいちごみるく!メニューはツイッターで確認しよう
店内に入った瞬間にメニューを聞かれるため、並んでる間にメニューを決めておいたほうがいいです。
かき氷の種類は全132種類あり、この中から数種類が日替わりメニューになっています。
132種類全てから選ぶことができるワケではないようです。
その日のメニューはひみつ堂の公式ツイッターで確認できるので、「これが食べたい!」というメニューがある方は事前にツイッターで確認してみてくださいね◎
>>ひみつ堂の公式ツイッターはコチラ
もちろんその日食べられるかき氷のメニューは、店内でも確認することはできます。こんな風にお店に入ったところに貼ってあります。
行った日は3月だったので、「さくらもち」「うぐいす桜」など、春をイメージする和菓子テイストのかき氷が多かったです。
また、かき氷だけでなくグラタンなどの食事メニューもあるんだとか。
ただ、さすがに皆さんかき氷目当てなのか、かき氷だけ食べている方が9割以上でした💧
ちなみに、冬季限定のオススメかき氷は「ひみつのいちごみるく」(900円)。
生いちごが乗るのはこの冬の時期だけなので、イチオシだそうです。
これが天然氷を使った、「ひみつのいちごみるく」だ〜!
生いちごが乗るのは今だけ!ということで、今回は「ひみつのいちごみるく」(900円)をチョイスしてみました。
お、おおきい…!!
屋台や家の氷で作るかき氷は、透明で氷も硬そうに見えますが、ひみつ堂のかき氷は見ただけでもフワフワなのが分かります。
早速食べてみると…
あれ?氷がなくなった!
口に入れた瞬間、フワッと溶けて氷がなくなってしまいました。
屋台などで食べるかき氷は、ガリガリ口の中で砕きながら食べていた覚えがあるんですが、ひみつ堂のかき氷は、歯が全くいりません!
また、アイスクリームのようにネットリしているワケでもないので、かき氷でもなくアイスクリームでもない、初めて食べる食感です。
今までのかき氷とは比べ物にならないくらい美味しいです◎
さらに驚いたことは、頭がキーン!とならなかったこと。
かき氷を食べた時に起きる「キーン!」とした頭痛が嫌というのも、かき氷を嫌いな理由の一つだったんですが、ひみつ堂のかき氷は最後まで頭痛を起こさずに食べることができました◎
また、かかっているいちごシロップも絶品です💛
もちろん、屋台で食べる「イチゴシロップ」とは全くの別物。
ひみつ堂のイチゴシロップには、ちゃんと果物のいちごそのものが使われています。
そのため、いちごの甘酸っぱさが濃縮されていてとっても美味しいです。
恐らく、いちごを煮詰めたものではないでしょうか?家でいちごやレモン汁を煮詰めて作る「いちごジャム」に風味が似ています。
ちなみに、ひみつ堂のシロップは全て自家製。そして、シロップのことを氷の蜜と書いて「氷蜜(ひみつ)」と呼ぶんだそうです。
ひみつ堂の「ひみつ」は、「秘密」ではなく「氷蜜」という意味だったんですね。
もちろん他にも美味しいかき氷はたくさん!
今回は、もう一つ「ロイヤルミルクティーキャラメル」(900円)というかき氷も食べてみました。
先ほどのカワイイ見た目とは違い、色合いも大人っぽいかき氷ですよね。
上にボン!と乗っかっている白い物体には思わず「なにこれ?」という言葉が出てしまいました。(笑)
実際に食べてみると…
あっさりしたアイスみたいでおいしい!クリームとの相性も抜群!
先ほど言っていた「白い物体」は生クリームでした。
「ミルクティーキャラメル味」という一つの味ではなく、ここはミルクティー味、ここはキャラメル味…というように、場所によって別々の味がします。
ちなみに、ミルクティー味もキャラメル味もそこまで甘くないのですが、上に乗っているクリームが甘いので、一緒に食べるとちょうどいいです。
キャラメルはほろ苦なので、大人向けのかき氷かもしれません。
ミルクティー味やキャラメル味というと、牛乳やクリームが必須なので、
「かき氷にすると水っぽくなって美味しくなさそうだな…」
と思っていたんですが、全くそんなことなく、かき氷とは思えない程濃厚な味でした。
ただ、甘ったるいものが苦手な私としては、「ひみつのいちごみるく」の方が好みでした。
ロイヤルミルクティーキャラメル味も美味しかったんですが、なんせあの量なので途中で飽きてしまったんです💦
是非、ハーフサイズやミニサイズなどを作ってくれたら嬉しいなぁ、と思います◎
<スポンサーリンク>
ひみつ堂で、本物の「かき氷」を食べてみよう!
天然氷を使ったかき氷を食べるのは今回が生まれて初めてでしたが、今までの「かき氷」のイメージを覆す、衝撃的な美味しさでした。
私はかき氷のガリガリする食感が苦手なので、正直かき氷は嫌いだったんですが、ひみつ堂の天然氷を使ったかき氷は、屋台などで食べるかき氷とは全くの別物!
かき氷が好きな方はもちろん、「かき氷が苦手…」という方にも是非食べてみてほしいかき氷です。
これからは私も、「かき氷は好き(※ただし、天然氷を使ったモノに限る)」というように訂正したいと思います。(笑)
近くには食べ歩きで有名な谷中銀座もあるので、是非一度「ひみつ堂」に行ってみてくださいね💕
また、すぐ近くには食べ歩きで有名な「谷中銀座」もあるので、そちらもオススメです(/・ω・)/♡