「スプレー缶って、どうやって捨てればいいのかわからない…」
と、使い終わったスプレー缶をずっと放置していませんか?
そのまま捨てるのも怖いし、自治体のホームページを見てもイマイチ捨て方がわからないですよね…。
とはいえ、テキトーに捨てるのはとっても危険。
実は、スプレー缶をそのまま処分してしまうと、引火してゴミ収集車が火事を起こしてしまう可能性があるんです。
そこで今回は、スプレー缶の安全な処分方法を、写真と共にお伝えします✨
目次
スプレー缶を安全に処分する方法
Step 1:スプレー缶の中身を空にする
まず、スプレー缶の中身を全て空にします。
スプレーを上下に振り、液体が入っているかどうかを確かめます。
「シャカシャカ」という音がしたり、液体が残っている感覚があったら、まだ中身が残っているので、中身を空にする作業が必要です。
中身を空にするには、まずビニール袋の中に、丸めた新聞紙やティッシュを入れます。
そして、その新聞紙やティッシュに向けて、残りのスプレー液を出し切ります。
※この作業は、火気のない、風通しの良い屋外で行います。
「使い終わったんだし、もう出しても出ないよ!」
と思いますが、意外と少しずつ出ているので、この作業は念入りに行いましょう(∩´∀`)∩
Step 2:ガス抜きキャップを使い、スプレー音が消えるまでガスを抜く
中身を出したら、次にガス抜きをします。
通常のスプレー缶の場合は、スプレーのフタがガス抜きキャップになります。
ガス抜きキャップの使い方は、スプレーの種類によってそれぞれ異なるので、スプレーの裏面を確認してみて下さいね✨
基本的に、裏面の下部に書いてあります。
ちなみに、私が今回処分したヘアスプレー缶は、キャップ上部を折り畳み…
それをスプレーに差し込むという方法でした。
ガス抜きがちゃんとできている場合は、「シュー」という音がします。
かなり小さい音なので、耳をすまして確認してみて下さいね✨
また、「Ag+」という制汗剤の場合は、キャップ真ん中の突起を押し、
ヘアスプレー同様、ボトルにキャップを指すという方法でした。
ガス抜きの時間は、スプレーの残量にもよりますが、5~10分かかる場合が多いです。
この作業も火気がなく、風通しの良い屋外で行いましょう✨
Step 3:自治体の決まりに従ってゴミに出そう
5~10分経ち、「シュー」という音が全くしなくなったら、ガス抜きが終わった証拠です。
ガス抜きが終わったら、キャップと分別してゴミに出します。
キャップ部分はプラスチックなので、プラスチックごみ扱いの自治体が多いです。
それに対しスプレー缶は、”何ゴミ”として扱うかが自治体によって異なります。
例えば横浜市の場合は、燃えるゴミの日に、透明のビニール袋に入れて出します。
新宿区の場合は、資源ごみの日に出します。
そのため、
- 横浜市…燃えるゴミの日
- 新宿区…資源ごみの日
というように、いつ収集されるかは全く異なるので、住んでいる自治体のサイトを確認しましょう。
空き缶として、缶の収集日に回収する自治体も多いです。
中身が大量に残っている場合でも、穴は開けないで!
スプレーの中身が大量に余っている方の中には、
「中身全部出すのめんどくさいなぁ…穴開けちゃダメかな…」
と思っている方もいるのではないでしょうか?
確かに、スプレーの中身を全部出すのは面倒だと思います。
でも、勝手に穴を開けたりせず、通常の方法で中身を全て出すようにして下さい💦
というのも、むやみにスプレー缶に穴をあけると、穴から一気にガスが放出して引火する可能性があるからです。
冬場は特に空気が乾燥しているので、引火する可能性が高くなります。
消防局等も、
「スプレー缶に、勝手に穴をあけないように」
と言っているので、面倒でも穴をあけるのはやめましょう( ;∀;)
ガス抜きの時間がかかるけど、女性でも簡単に処分できる★
今回実際にスプレー缶を処分しましたが、ガス抜きキャップもあるので、女性の私でも簡単に処分することができました✨
5~10分程ガス抜きの時間がかかりますが、屋外に置いておくだけなので、特に面倒でもありませんでした。
私自身、スプレー缶の処分方法がイマイチわからなくて、2~3ヶ月放置しちゃってたんです…( ;∀;)
でもかなり簡単だったので、皆さんもすぐにマスターできると思いますよ~!
参考になったら嬉しいです、最後まで読んでいただきありがとうございました✨
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