「揚げ物をしたけど、油ってどうやって捨てればいいんだろう…」
と、正しい油の捨て方が分からなくて困っていませんか?
実は、油をそのまま流しに捨ててしまうと、
- 排水管がつまり、水が流れなくなる
- 油がかたまり、悪臭が発生する
など、デメリットがたくさんあるんです。
そのため、そのようなトラブルを防ぐためにも、正しい処分方法で捨てることが大切です。
というわけで今回は、使用済み油の正しい処分方法をご紹介します(●´ω`●)
目次
使用済みの揚げ油を安全に捨てる方法
1、新聞紙やティッシュが入ったビニール袋に入れる
一番簡単な方法は、ビニール袋に入れて捨てること。
まず、水を含ませた新聞紙やティッシュを、ビニール袋に入れます。
自然発火を防ぐために、水をしっかり含ませるのがポイント。
そして、それらの紙に吸わせるように、油をビニール袋の中に流しいれます。
この時、油の温度が冷めてから流しいれるようにします。
油の温度が熱いまま行うと、ビニールが破けたり、ヤケドするキケンがあるので気を付けましょう。
ちなみに使用するビニール袋は、「BOS」という防臭袋がおすすめです。
BOSは、普通のレジ袋よりも漏れにくい素材になっているので、油などの液体も漏れにくくなっています。
防臭効果に優れているので、私は生ごみを捨てるのに使っています💕
以前、普通のレジ袋を使ったら油が漏れ、キッチンが油まみれになってしまいました…( ;∀;)
ビニール袋に入れて封をしたら、そのまま燃えるごみの日に捨てて大丈夫です。
2、「固めるテンプル」などの油凝固剤を使用する
また、市販の「固めるテンプル」などの凝固剤を使うという方法もあります。
使い終わった油の温度が熱いうちに、凝固剤を投入します。
凝固剤を入れると、油の温度が冷めていくにつれ、ロウのように固くなります。
油が固くなったら、燃えるゴミとして捨てて大丈夫です。
固めるテンプルは、
- 油が固まるまで待たないとだめ
- 1回あたり30~50円かかる
というデメリットもありますが、凝固剤を入れるだけなので、一番手軽な方法です✨
3、小麦粉や片栗粉で固めて捨てる
「固めるテンプル」などの凝固剤がない場合は、小麦粉や片栗粉で代用するという方法もあります。
使用方法は、「固めるテンプル」同様、油が熱いうちに小麦粉や片栗粉を投入します。
水で溶いたりせず、粉をそのまま投入して大丈夫です✨
入れる粉の量は、油の量より同じ~少し多めにした方がいいです。
入れる粉の量が少ないと油が固まらないので、油の量によっては固めるテンプルより高くついてしまうかもしれません💦
入れたままだと混ざらないので、菜箸などで油と片栗粉・小麦粉を混ぜます。
油の温度が下がってくると、ドロッとした固体になります。
ちょっと見た目が汚すぎますね…。(笑)
固体になったら、そのまま燃えるごみに捨てて大丈夫です。
固めるテンプルを買うよりもこっちの方が経済的な場合が多いですが、テンプルほど固くはならないというデメリットもあります(;´・ω・)
自治体によっては、使用済み食用油を回収しているところも
自治体によっては、使用済みの食用油を回収しているところもあります。
使用済みの油は、
- リサイクル石けん
- バイオディーゼル燃料
などにリサイクルされます。
使用済みの食用油をペットボトルなどにいれ、収集場所に持っていくだけ。
茶色くなっていたり、揚げ物のカスが入っていても大丈夫です💡
お礼として、リサイクル石鹸をくれたり、自治体独自のポイントをくれる市町村もありますよ(●´ω`●)
ただし、
- ラードなどの動物性油脂
- エコナ、リセッタ等の特定保健用食品
- 石油
はリサイクルとして回収できないので、持ち込まないように注意です。
自分の住んでいる自治体が回収を行っているかは、
「油 リサイクル ○○(住んでいる市町村名)」
で検索すると調べられるので、ぜひ捨てる前に調べてみてくださいね✨
正しい油の処分方法を守って、綺麗で新鮮な水を守ろう★
冒頭でもお話したように、油をそのまま流しに捨ててしまうと、
- 排水管が詰まり、水が流れなくなる
- 油がかたまり、悪臭が発生する
などのトラブルが起きる可能性が高くなります。
実は、ミツカンの調査により、
「半数以上の人が、使用済み油をそのまま流しに捨てている」
という結果が発表されました。(ミツカン水のセンター「水にかかわる生活意識調査」より)
油をそのまま流しに捨てると、水質汚染にもつながります。
水質汚染のせいで、水道水が飲めなくなったり、魚介類を安心して食べられなくなるのは嫌ですよね( ;∀;)
油の処分方法はとっても簡単なので、一度やればすぐにマスターできますよ~!
参考になったら嬉しいです、最後まで読んでいただきありがとうございました✨