餃子をこよなく愛する私です。
というか、今まで生きてきて餃子が嫌いな人に出会ったことがありません。(笑)
そんな餃子が大好きな私なので、家でもよく餃子を作るんですが、ひとつ困るのが余ってしまった餃子の皮…。
お得サイズの50枚入りの餃子の皮を使っているんですが、いつも10枚程餃子の皮を余らせてしまい、その活用法に悩んでいたんです。
捨てるのももったいないけどいい料理が浮かばない…そこでひらめいたのが餃子の皮を使ったラザニア。
今回はホワイトソースも作ってみたので、その作り方を早速ご紹介したいと思います。
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目次
ミートソースは市販のものでも◎。沢山つくって冷凍しておくと便利!
<材料>
- ミートソース 適量
- 餃子の皮 余った分だけ(8~10枚ほどはあった方がいいかと思います)
- とろけるチーズ 適量
- パン粉 適量
【ホワイトソース】
- 牛乳 200㏄
- 強力粉 大さじ1(薄力粉でも可)
- コンソメ 小さじ1~2 (顆粒タイプがオススメ)
- バター 10g
ミートソースは市販のモノでも結構です。
私はいつも大量のミートソースを作り、小分けにして冷凍しています。
料理を作る時間や体力がないとき、パスタさえ茹でればミートソースパスタ、ごはんの上にミートソースをチーズをのせて焼けばミートドリアになるのでとても便利です。
今回も冷凍のミートソースがあったので、それを使用しました。
ホワイトソースは混ぜるだけ!初心者さんは強力粉がオススメ
まず、ホワイトソースを作っていきます。
本来の作り方は、フライパンにバターを溶かして小麦粉を炒めて…という工程なんですが、小麦粉がダマになってしまったりなどの失敗もあるので、今回は初心者の方でもカンタンに作ることができるホワイトソースの作り方をご紹介します。
まず、先ほど載せたホワイトソースの材料を全て小鍋にいれます。
そして、中火で熱しながら泡だて器で混ぜ続けます。
この際、ソースがあたたまってから混ぜるのではなく、火をつけた段階から完成までずっと混ぜ続けて下さい。
最初はサラサラですが、だんだんソースの温度が上がってくるともったりしてきます。
先ほどの写真に比べると、フチに気泡が出てきたりしてもったりしているのがわかりますよね。
ホワイトソースらしいもったり感がでたら、これで完成です!!かなりカンタンですよね。
コンソメは小さじ1~2と書きましたが、お好みの濃さで調節してください。
四角い固形タイプのコンソメだと溶けにくいですが、顆粒タイプだとすぐに溶けるので、ソースが完成してからコンソメを追加しても大丈夫です。
また、今回は強力粉を使いましたが、薄力粉でも代用可能です。
なぜ強力粉にしたかというと、薄力粉よりも強力粉の方が入っているグルテンの量が多いため、ソースがよりもったりしやすくなるからなんです。
そのため、ホワイトソース作りに慣れていない方は、まずは強力粉を使うことをオススメします。
コンソメと違い、強力粉はソースがもったりしてから追加するとダマになりやすいので、そのまま追加はしないようにして下さい。
どうしてもソースがゆるいなどで強力粉を追加したい場合は、溶かしたバターと合わせて小麦粉をペースト状にしてから追加することをオススメします。
ミートソース→餃子の皮→ホワイトソース…といった順番で重ねていく!!
まず、オーブンに入れられる器にミートソースを敷きます。
そして、その上に餃子の皮をのせていきます。
次にホワイトソースをのせていきます。
これを餃子の皮がなくなるまで繰り返し重ねていきます。
このとき、一番上がホワイトソースになるように計算しておくと焼けた時の見た目がキレイに仕上がるのでおススメです。
お好みでとろけるチーズをのせてからパン粉をふりかけてください。
パン粉をふりかけてから焼くと、いい焼き色がつくのでより一層美味しそうに見えます。
他のドリアやグラタンを作る際も最後にパン粉を乗せてから焼くのがオススメです。
オーブントースターで7~8分!パン粉の焼き色をチェックして!
オーブントースターに入れて7~8分程焼いていきます。
温度が設定できるタイプのオーブントースターは、250°などにしてしまうとすぐにパン粉が焦げてしまうので200°位で様子を見て下さい。
元々ミートソースもホワイトソースもそのまま食べられるものなので、パン粉に焼き色がついてカリカリになったらオーブントースターから取り出してしまって大丈夫です。
私の場合は、220°で4分焼いた後に190°で3分程焼きました。
これぞラザニア!皮はちょっと薄いけど、味はおいしい!
無事焼けたら、お好みで乾燥パセリを振って完成です!!
どうですか?もう完全にラザニアになりましたよね。
早速、アツアツのうちに食べてみると…
「あ!これはもうラザニアだ!!!(笑)」
ミートソースとホワイトソースの組み合わせは本当に合いますよね。
餃子の皮も、「なんで俺はここにいるんだ?」と焦っているかと思いますが、いい感じに彼らに溶け込んでくれています。(笑)
言われなければ、これが餃子の皮だなんて気づきません。
ラザニア用パスタに比べて餃子の皮は薄いので、皮の薄さが気になる方もいるかと思いますが、私は十分美味しく食べることができました。
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調理時間はなんと15分!ソースはどちらも冷凍が可能!
ホワイトソースも手作りしたのに、調理時間はなんと15分でした。
オーブントースターで焼く時間も含めても30分足らずで完成してしまいます。
ちなみに今回はホワイトソースを作るところから始めましたが、ホワイトソースも冷凍保存が可能なため、ミートソースもホワイトソースも冷凍でストックを作っておけばもっと短時間で調理することができるのでオススメです。
というわけで、本来なら余っても上手く活用することができずに捨ててしまったりする餃子の皮も、まさかのイタリア料理へと姿をかえることができました。
こんな風に冷蔵庫内のモノをうまく使えたり、本来捨てていたモノで一品作れたりしたときは、「主婦って楽しい…!!」って思えますよね。(笑)
そもそも餃子の皮は小麦粉や塩で作られているので、餃子以外に使い道がないわけじゃないんです。
ピザソースにチーズをのせて焼けばミニピザになりますし、もちろん、チョコなどを包んで揚げてみたりなど、スイーツにも使うことができます。
皆さんも是非、余った餃子の皮をいろいろな料理に変身させてみて下さいね。