皆さんはいつも、1パックいくらの卵を買っていますか?
「スーパーの特売で、1パック100円の卵!」
「赤い卵がいいから、1パック300円!」
など、意見は様々かと思いますが、結構卵の価格って幅広いですよね。
1パック100円で売られている卵もあれば、高級スーパーだと1パック700円を超える卵も…。
「同じ卵なのに、なんでこんなに値段が幅広いんだろう…?」
安い卵と高級卵で約7倍の差があると、
「安い卵は健康に悪いのかな?」「飼育環境が良くないのかな…?」
などと、いろいろ不安になってしまいますよね💧
そこで今回は、赤い卵と白い卵の違いとオススメの卵の選び方についてお伝えしたいと思います(*´ω`*)
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目次
赤い卵の方が高級?なんで卵の殻は、赤白の2種類があるの?
「ニワトリの卵は赤白の2種類があるけど、どっちがいいんだろう…」
と思ったことはありませんか?
理由はわかりませんが、なんだか赤い卵の方が高級そうに見えてしまいますよね。
また、1パック100円の卵はいつも白い卵で、赤い卵で100円代のモノは見たことがありません💧
「だったら、赤い卵の方がいいんじゃない?」
という方も多いと思います。
しかし、赤い(茶色)殻の卵と白い殻の卵は、殻の色が違うからといって栄養に差があるワケではないんです。
というのも、殻の色が赤と白の2色がある理由は、親であるニワトリの色が殻の色に反映されるから。
そのため、白い羽のニワトリからは白い卵が産まれ、茶色い羽のニワトリからは茶色い、赤い卵が産まれます。
ここまで読むと、
「じゃあなんで、茶色い殻の卵は白い卵に比べて高いの?」
と思う方も多いはず。
その理由は、白い羽のニワトリと茶色い羽のニワトリの体格の差にあります。
一般的に、茶色い羽のニワトリのほうが、白い羽のニワトリに比べて身体が大きいんです。
そのため、餌を食べる量も多くなり、よりコストがかかってしまうため、茶色い卵のほうが高くなるんだとか。
この点、
「茶色い卵のほうが栄養が高そう!」
と思っている方が多いため、価格を上乗せして販売している場合もあるそうです💧
色が濃い黄身の方が栄養がありそう?黄身の色はエサによって決まる
また、良い卵と判断する基準には、殻の色以外にも
「黄身の色が濃ければ濃いほど、栄養価が高くていい卵!」
と思っている方も多いかと思います。
この点、黄身の色が濃いからといって必ずしも栄養価が高いというワケではないようです💧
というのも、黄身の色はエサの色によって決まるんです。
そのため、コメを餌にすれば黄身は白くなりますし、パプリカなどの色素が強いものをエサにすれば、当然黄身の色は濃くなります。
「黄身の色が濃い=高級!栄養がある!」
というイメージから、黄身の色を濃くして、価格を上げて販売している業者もいるそうなので、この点は注意が必要ですね💦
業者を応援するために「高級卵」を買うという考えもある
もちろん、高級な卵全てが
「皆が、赤い卵=高級と思っているから」
「皆が、黄身の色が濃い=高級と思っているから」
という理由で、価格を上げているワケではありません。
高い卵は、餌や飼育環境をこだわっている業者が多いです。
例えば、スーパーで安売りされるような価格帯の卵は、ニワトリがバタリーゲージと呼ばれるゲージ内で飼育されています。
バタリーゲージはとても狭く、ニワトリはその中で自由に動きまわることができません。
そのため、まるでニワトリを「卵を産ませる機械」のように扱っているんです💧
それに対し、「高級卵」と呼ばれる価格帯の卵は、ニワトリをのびのびとした環境で育てているところが多いです。
しっかり運動をさせ、ニワトリにとってストレスが少ない環境を作ることで、より美味しい卵ができるのです。
ただ、ニワトリにとってストレスの少ない環境を作ることは、その分コストもかかってしまうので卵の値段が高くなるんですね💦
そういった点を考えると、節約のために安い食材を買うのも大切ですが、
「ニワトリの健康面や衛生面を、ちゃんと考えている業者を応援する」
というためにも、高級卵を買うのは大切だと思います。
私も、毎回高級卵を買っているワケではありませんが、そういった業者を応援するためにも、たまに高めの卵を買うようにしています◎
新鮮な卵が食べたい!オススメは「産卵日」が書いてある卵
ここまで読まれた方は、
「高い=栄養満点じゃないんだ…。ならどの卵を買えばいいの?」
と思う方も多いかと思います。
私のオススメとしては、賞味期限だけでなく、産卵日も記載してある卵です。
卵のパックには、色々な期限が書かれていると思いますが、基本的には
- 賞味期限
- パック日
- 産卵日
などが書かれています。
賞味期限とはご存知の通り、その卵を生でも安全に食べられる期限のこと。
パック日は卵をパックに詰めた日、産卵日はニワトリがその卵を産んだ日です。
産卵日に近い卵ほど、産みたての新鮮な卵なので安心なんです💕
というのも、卵の「賞味期限」には、少しカラクリがあるんです。
卵の賞味期限は、夏場の場合は産卵後16日以内と決められていますが、実際はパック業者や量販店などが話し合い、
パック後2週間程度=賞味期限
としているところが多いようです。
しかし、先ほどもお話したように産卵日とパック日、賞味期限は別物。
そのため、賞味期限やパック日しか記載されていない卵だと、その卵がいつ産まれたのかがわからないんです💧
「より新鮮で美味しい卵を生で食べたい!」
という方には、ぜひ産卵日が記載されている卵を選ぶのがオススメです💕
例えばイトーヨーカドーでは、卵の賞味期限に関する規定があり、
- 卵の賞味期限は、産卵日から14日以内
- 店頭では、産卵日を含めて5日間以内のものを販売
と、決めているそうです。
また、卵ひとつひとつに「産卵日」と「賞味期限」の二つが記載されているので、生で食べたい方にも安心の卵です◎
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卵は栄養が満点!新鮮な卵を食べよう◎
卵は、美味しいだけでなく栄養も満点。
卵には、私たちの身体をつくる上で必要な8種類の「必須アミノ酸」がバランスよく含まれています。
必須アミノ酸は、私たちの免疫力をアップしてくれる存在。
そのため、日々の食事に卵を取り入れることで、風邪を引きにくくなるなどの効果が期待されているのです。
毎日の食事に卵を取り入れて、免疫力アップにつなげられるといいですよね💕
ぜひ皆さんも、美味しくて新鮮な卵をゲットしてくださいね(*´ω`*)