スーパーに沢山並んでいる果汁100%ジュース。
市販の100%ジュースには、
- 濃縮還元
- ストレート
の二種類の製法があることをご存知ですか?
実は、製法の違いによって、ジュースの味にもかなりの差が出ます。
同じ「みかんジュース」「りんごジュース」でも、別の果物かと思う位、違いが出るんです✨
そこで今回は、
- 濃縮還元製法とストレート製法の違い
- 市販の100%ジュースでビタミンは摂取できるのか?
という点についてお話します(●´ω`●)
目次
「濃縮還元製法」と「ストレート製法」の違い
「濃縮還元製法」は、果汁を濃縮したもの
まず、「濃縮還元製法」とは、その名の通り、果汁を”濃縮して還元したもの”です。
果物から搾った果汁を、様々な方法で水分を飛ばし、濃縮させます。
そして、濃縮してペースト状になった果汁を冷凍し、出荷する前に水分や香料を加え、元の果汁に還元するという方法です。
果汁を濃縮させることで、一度により多くの果汁を運ぶことができるので、輸送費の節約になります💡
ただ、濃縮還元製法は、水分を飛ばすことにより香りや味が飛んでしまう…というデメリットもあります。
そのため、「果汁100%」と言いつつも、香料や砂糖が加えられているジュースが多いです。
「ストレート製法」とは、果汁をそのままパック詰めしたもの
それに対し「ストレート製法」とは、果物から搾った果汁を、そのままパックに詰める製法です。
濃縮せず、そのままパックに詰めることで、”果物本来の味”を感じやすくなります。
濃縮還元製法よりも輸送コストがかかるので、ストレート製法で作られたジュースは値段が高くなりがちです。
ただ、値段が高い分素材にこだわっているので、ストレート製法で作られたジュースはやっぱり美味しいです✨
私が大好きな「シャイニー」というりんごジュースも、ストレート製法で作られています。
熱を加えるから、ビタミンや酵素はほとんどなくなってしまう
製法の違いがわかると、
「ストレート製法の方が、濃縮還元製法より栄養がありそう!」
だと感じてしまいますが、実はどちらの製法でも、ビタミンや栄養(酵素)はなくなってしまうんです。
その理由は、どちらの製法でも製造する際に”加熱殺菌”という作業が入るから。
法律により、清涼飲料水は、最低でも65℃で10分間加熱しなければいけないのです⚡
ビタミンや酵素が完全にゼロになるわけではありませんが、ほとんどないと思っていいです(;´・ω・)
ちなみに野菜ジュースも”加熱殺菌処理”がされるので、ほとんどビタミンや酵素は残っていません。
ビタミン・栄養摂取目的でジュースを飲むのはやめよう
「果汁100%」「しぼりたて」なんてワードを聞くと、ついつい
「最近栄養取れてないから、ジュースで補っちゃおう!」
と思いますよね。
でも、実際は私たちが期待するほど、ジュースから栄養は摂取できないのです(;´・ω・)
そのため、ビタミン・栄養補給目的で100%ジュースを飲んでいる方は、なるべく量を控えることをおすすめします。
ジュースにはしっかり糖分が含まれているので、飲みすぎると太る原因になります💦
市販の100%ジュースは、あくまでカフェラテやミルクティーのように、
「疲れたから、甘い飲み物を飲んで一息つこう」
というときに飲むようにしましょう(●´ω`●)
ジュースで栄養を摂りたいなら、コールドプレスジュースを選ぼう
ジュースで栄養を摂取したいなら、「コールドプレスジュース」と呼ばれるジュースを飲んだ方がいいです。
コールドプレスジュースは、熱を加えず、強い圧力ですりつぶしたジュースのことをいいます。
「熱を加えない(=コールド)」
「圧力ですりつぶす(=プレス)」
という作り方だから、「コールドプレスジュース」なんです✨
コールドプレスジュースは、”熱を加えない”という特徴から、熱に弱いビタミンや酵素を失わずにジュースを作ることができます。
また、圧力ですりつぶすことにより、通常のジュースよりも酸化が最低限に抑えられます。
酸化によっても、栄養素は失われてしまうんです💦
そのため、コールドプレスジュースは、栄養素の破壊を最低限に抑えたジュースなのです💡
コールドプレスジュース専門店だと、「サンシャインジュース」が有名ですが、一杯1,000円前後とかなり高いのがデメリット…(;´・ω・)
もっと気軽に試したい方は、「ピカベジジュース」の方がおすすめです。
「ピカベジジュース」は無添加・砂糖不使用にこだわったコールドプレスジュース。
コールドプレスジュースを飲んで、手軽に栄養補給をしてみませんか?
参考になったら嬉しいです、最後まで読んでいただきありがとうございました✨